「統計学が最強の学問である」を読んで

こんばんわ。

気が付けば1月が終わろうとしていることに恐怖し、時が過ぎる速さに驚いています。

昔バイト先の先輩が20歳超えると時の流れがめちゃくちゃ速くなると言っていたのですが、何となく分かるような気がします。

たぶん、年齢のせいというよりも、日々の仕事やプライベートがルーティーン化していって新しいことが少なくなることが原因なんじゃないでしょうか。若い頃よりも悩みが少なくなったと思えばよい変化なのかもしれません。

 

さて、今回は、「統計学が最強の学問である。」西内啓著の感想になります。

僕は去年初めてこの本を読んだんですが、巻末を観たら第1稿が2013年になっており、思ったよりも古い本だということに驚きました。

本の中身としては、ビックデータが蓄積している今の世の中で、統計学がとても重要になってくること、エビデンスに基づいてビジネスを動かしていくことの大事さなどが書かれております。僕は、昨年データ関連の会社に転職する前に買って読んでみたのですが、理系の知識が全くない文系出身の自分でもとても読みやすい内容でした。

ただ、反面数学的な知識はあまり身に着かないので、その辺りは同じタイトルの本の「数学編」を読むのが良いと思います。

 

また、やはり若干古い内容なので、最新のChat-GPTを始めとするLLMに関することは出ていなかったりします。(自然言語解析の話は若干ありますが…)

 

改めて読み直してみて、今の自分がやっている実務では、データ集計で終わっていて、データに基づく実験や観察といった部分が足りていないなぁと実感しました。売上が上がったか、下がったかをデータで見てはいるけども、何が原因で下がったのか検証するための実験や分析が足りていないという感じですね。もう少し、ちゃんと分析して、データに基づいて売り上げ向上につながる提案ができるような、良い仕事がで来たらいいなと改めて思う2024年です。

 

以上。